りすん

極道の妻たちのりすんのレビュー・感想・評価

極道の妻たち(1986年製作の映画)
2.9
イイ女の教科書、岩下志麻
かっこいい、美しい、賢い、優しい。時に母のように優しく包み込み慰める志麻。ザ・姐さん。普段はお着物を着てはんなりしてるのに、いざとなると太ももに隠した小銃取ったり、交渉手段として昔の男の手を引っ張り込んだり…でもいついかなる時も上品で気高い。女だけどうっとりする。ここまで最強なのに「全ては旦那の為」という芯のブレなさも最強にかっこいい。

かたせ梨乃の振り幅
序盤の生娘からの愛のために極道に染まる事を誓った妻への変貌っぷりすごい。動くとだゆんだゆんするボディも惜しげもなく晒しててすごい。性被害に遭って届け出るどころか嫁入り決心するのイカれてるな!今だったら炎上だよ!

また世良公則!
トゥナイトゥナイ♪って大股開きしてる歌手のイメージしかなかったけど、Wの悲劇といい、重宝されてるな!今で言う北◯匠海くんみたいなポジションだったんか?バンドマンだけど役者もやる、みたいな。でも体当たり演技ですごく良かった。当時の世良公則とかたせ梨乃、31歳と29歳ですってよ、すごない…??

おや?このイケメンは…優男時代の竹内力やないけ!!!

成田三樹夫キュート
敵のおやびんだけどちょいちょいザコっぽくて不憫でかわいかった。長生き希望。

志麻の旦那もちゃんと出てきてホッ

さすがシリーズ化されるだけあって面白かった。環さんみたいな女性になりたい。
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