ギャス

腑抜けども、悲しみの愛を見せろのギャスのレビュー・感想・評価

3.3
田舎のどん詰まりで、各自のドロドロと鬱屈した想いが爆発する様を見ていてハラハラしつつも面白いのはなぜだろう。

妹のおしん的な発奮もあるが、姉のパワフルで勝手な自己愛にはある種の憧れにも似た感情をおぼえる。

お前たちはここまで生きることができるか?
「腑抜けども、マイナスでもマイナスなりの激情を出してみろ、人生を愛せ」的な?タイトルなのかもしれない。
そういう意味では、流されるままの兄は1人負けだったのかもしれない。

演者がそれぞれとにかくハマっていた。
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