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ソイレント・グリーンのkyokoのレビュー・感想・評価

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)
3.5
1973年に想定された2022年の世界では人口爆発が起きていた。
肉や野菜があったことは遠い昔のお話で、一部の金持ち以外は人口食糧「ソイレント・グリーン」で命をつないでいる。
情報屋は「本」と呼ばれ、高級娼婦は「家具」
能動的姥捨てシステムはあれどお葬式はなし。

これが思い切って2050年とか言われたほうがまだよかったかも。
さすがに未来が近すぎて現実との乖離がすさまじくちょっと入り込めなかった。
あの刑事の仕事するふりして好き勝手はどうなのと思う反面、「本」とふたりで食事をする場面はグッド。

食べてたものこれかよ!の衝撃は『スノーピアサー』のほうが上まわる。
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