グレハニスト森田

パラサイトのグレハニスト森田のレビュー・感想・評価

パラサイト(1998年製作の映画)
4.4
ボディースナッチャー系で最もよく出来ている映画はこの作品で間違いない。
まず特筆すべきは、「デライラがかわいい」。
当時、日曜洋画劇場で彼女を見た時の衝撃を忘れることはないだろう。
数ある学園モノの中でも、デライラは頭2つ以上抜けてる美少女っぷり。
ティーンであの表情できるのはタダモンじゃねぇよ。
当時のジョーダナに◎あげよう。

この映画は突っ込みどころが沢山ありすぎて何を書けばよいやら笑
まず圧倒的存在感を放つT-1000(ロバート・パトリック)に、エドワード・ファーロング先生とかいう名前、ケイシーのファミリーネームが「コナー」とこれは意図があるとしか思えないんですが・・・

ある点ではこの映画はコメディだ。
パラサイト連中の水の浴び方も本気なのか冗談なのか、とんでもないシーンが多すぎて笑わずにはいられない。(特にオルソン先生のとこはヤバイ)
ケイシーが親にポルノ没収されるシーンなんかは、リアルで男心をえぐられるものがある。(母親はついでとばかりに告げ口するのだ)
収納場所:ベッドの下、というのは万国共通らしい。
しかも表紙の女が微妙にデライラ似とかいう芸の細かさ笑
そういう演出いらねーから笑

「ザ・グリード」で俺の心を鷲掴みにしたファムケ・ヤンセンもノリスモンスターになってしまうし。
そしてストークリー(クレア・デュヴァル)は「ゴースト・オブ・マーズ」「呪怨ハリウッド版」に本作ととんでもない作品ばかりに出ている女優だ。

ツッコミどころがありながらも、最初から最後まで気持ちよく見させてくれたロドリゲスに感謝。
学園モノでは最高傑作でしょ。