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「タワーリング・インフェルノ」
サンフランシスコに完成した超高層ビルで、その完成パーティ当日に火災が発生する。危険を察知したビル設計者ダグは、パーティを主催するビルのオーナーに避難するよう指示するが、耳を貸さない。到着した消防部隊チーフのマイケルらとダグは消火や避難に尽力するが、やがて数名がパーティ会場に取り残されてしまう。火の手はさらに拡がってゆき、彼らの命懸けの救助がはじまった。1974年、米。
直訳すれば「そびえ立つ地獄」とかかなりやばくね？なパニック映画の金字塔。
あれですね、コナンくんの良作初期映画の基ですね。これとか「ジャガーノート」とか、汗くさい時代のハラハラドキドキパニック映画とても好きです。
スティーブ・マクイーン、ポール・ニューマンだけでもかっこ良くていいんですけど、脇役にフェイ・ダナウェイ（この時代の女神、美しすぎる）、ウィリアム・ホールデン（イケメンやったのにウディ・アレンみたい）、フレッド・アステア（踊れない三流詐欺師のおじいちゃん）、ジェニファー・ジョーンズ（慕情の人）と時代は感じるけどかなり豪華すぎる顔ぶれ。
なので主演ふたりが中心といえど、パーティに参加して偶然被災した彼らそれぞれのパーソナルなストーリーもあり、群像劇みたいな感じ。
たぶん3時間くらいある。プロットはビル火災で、それでも間延びせず、最後まで飽きさせずにドキドキさせながら見せてくれるところは素晴らしいです。
