静かに染み入る、人の生き様と、交わる物語。
あまりウェットな語り口ではないにもかかわらず惹き込まれてしまうのは、そこにいるだけで味わい深いショーン・コネリーをはじめとしたアクター陣の魅力だろうか。
最近の映画にはない独特のウィットと穏やかさで、こちらの心にスッと入って来て、力をもらえる。
選曲、言葉、表情。改めて何回も観て、味わいたい。
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キノ・イグルーの有坂塁さんによる月１イベント「あなたのために映画をえらびます。VOL.48」(2020.12.22開催）で幸運にも僕のために選んで頂いた映画５選を鑑賞してきたが、そのラストを飾るのに相応しい、味わい深い一作だった。
今回の５作品、さすがの一言。
たった１時間の会話から、僕の好みだけでない "センサー" を鑑みて、その境界線から ちょっとだけ外に踏み出させる一品（逸品）や、それでいて、例えば「君の好みじゃなくても、名作だから見ろ！」みたいな上からな無理強いを決してしない、本人に寄り添ったセレクトには、作品を一つ一つ実際に鑑賞する度に、感嘆の連続。
現在は、コロナ禍による感染対策の関係で毎月の開催は されていないが、まだ参加したことがない方には、一度体験することを心からオススメします☆
（参加できるのは、1人1回のみ です）
http://kinoiglu.com/event/
