otom

今日もまたかくてありなんのotomのレビュー・感想・評価

今日もまたかくてありなん(1959年製作の映画)
4.8
未開レベルな辻堂から軽井沢でうらやまロケーション。倦怠期な二組の夫婦のうちの男女。間違いが起こりそうなシチュエーションでも超健全って云う松竹もしくは久我美子的な品の良さ。気の毒なくらい不幸にまみれた敗残兵役の中村勘三郎が激おこまで積み上げて行くって事で、雨天避暑地のマイナスイオン気味状況で引きでの討ち入りの演出が見事過ぎる。およそ人間らしくない奴まで人間扱いする社会に憤りを覚えるってのには完全同意。
otom

otom