藤美恵、綺麗だなぁ。どこからどう見ても美人…!立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花。
棒読みの科白でも美人ならスクリーンに映るだけで十分。
東宝の若大将シリーズに偶に脇役で登場していたが、その時は藤…
主演は久我美子だが話の中心人物は17代目中村勘三郎。
戦争で心に傷を負って働けず子守をしている元軍人が、更なる不幸に見舞われる悲惨な話だが、小坂一也の甲高い歌声で重苦しさを和らげている。
18代目…
この字が墓石の上に刻まれて、雨に叩かれ、風に曝され、厳しい墓地に佇むかと思うと、私は書いていてとても心が安らぐんです。私はもう生きている人より死んだ人に親しみを感じるんでしょうかね。
昨日またかく…
このレビューはネタバレを含みます
最近、湘南への興味関心が高まっている。
子曰く、知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ。が、僕は知者ではありません。
ある夏、若く貧しい一家が辻堂の家を貸すことになる。夫である高橋貞二は東京の同僚のア…
木下恵介監督が描く厭世観は現代の言葉ではPTSD(心的外傷後ストレス障害)という戦争の傷跡を背景にしている。勤労に精を出すサラリーマンの出世欲は復興という名で戦争責任を欺く権力側の計略ではなかろうか…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
やはり「名監督」が撮る映画は観て後悔させないモノがある。
時代は1959年。終戦から15年、まだ東京オリンピック開催以前で、戦争後の混乱がやっと落ち着き、高度成長期はこれよりまだ先の話だ。
そん…
ラストの17代目中村勘三郎vs.三國連太郎の殺し合いは見ものだった。
青年が真面目な顔して変なロックンロールを歌うのが笑える。
命を刻む風鈴の音が物悲しい。何かに取り残されてしまった寂しい夏の日に見…