すずき

ウィズネイルと僕のすずきのレビュー・感想・評価

ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)
2.2
1969年、ロンドン。
俳優志望のプー太郎、ウィズネイルと「僕」。
ウィズネイルは性格に難ありな男だが、「僕」の友達でルームシェアしている。
二人は鬱屈した日々の気分転換に、ウィズネイルの叔父の別荘を借りて、田舎生活を楽しもうとするのだが…

イギリス、アメリカでは高い評価を誇る本作。
だけど、うーん、自分はハマらなかった。
というか、よく分からなかった。
よく分からなかった自分がレビュー書くから、頓珍漢な事言ってるかも。

多分この映画、「青春時代を懐かしむ」ような映画じゃなかろうか。
青春というには、2人はモラトリアムもとっくに過ぎたいい大人なんだけど。
「チャンスを掴めず悶々と過ごす停滞の日々」は、芸能関係とかアート関係とかの経験ある人には、結構心に突き刺さるのかも。
ジョニー・デップもベスト映画に選んでるし。

でもやっぱり、全体的なストーリーにドラマ性が希薄な感じした。
予告編はコメディっぽく紹介されてるけど、コメディにしても微妙なネタだし。
まだこの映画の良さを感じるには自分は若すぎるのか、それとも人生経験が足りないのか…。

あ、でもイギリスらしいオシャレさは良かった。
貧乏生活のウィズネイルも、一張羅なのか、イギリス仕立ての服着てるし。