ぐるぐるシュルツ

ローマの休日のぐるぐるシュルツのレビュー・感想・評価

ローマの休日(1953年製作の映画)
4.0
午前10時の映画祭にて鑑賞。

宮殿を抜け出して、トラックの荷台に乗り込んだ時のオードリーヘップバーンの表情は、これでもかってくらい輝いています。

印象的なのは最後のシークエンス。
アン王女が会見を終えた後、それを見送る場面。
存在が不在に完璧に変わる瞬間。
もう2度と会うことのない二人が最も近づいた時間を思い出しながら、遠ざかる彼女を眺める。

最後にもう一度だけ振り返ってみても、
そこにはいない。
この数十秒が圧巻。

〜〜〜

小さい頃はわりかしアン目線でしたが、今回はかなりジョー寄りで見ていました。
次に見るときは、どう感じるのだろう?