けーな

フィールド・オブ・ドリームスのけーなのレビュー・感想・評価

3.3
WBC、侍ジャパン、見事な逆転劇で決勝進出決定〜ということで、野球の映画。

感動作として、とても人気のある作品だけれども、どうも、私は、この世界観に入っていけなくて。野球がとても好きだし、ファンタジーも好きだから、この映画のような世界観を信じてもいるのだけれど、どうも入っていけなかった。昔観た時も、そうだったけど、再び観直しても、やっぱりダメだった。

ファンタジーだし、フィクションだし、矛盾したことや、あり得ないことが起きていいのだけれど、どうも奇抜過ぎるというか、設定が甘いと感じてしまって。

例えば、怪我した娘を助けるために、若いグラハムが、境界線を超えると、年寄りのグラハム医師になるという、そのくだりは、面白くて、とてもいいのだけれど、ヒッチハイクして、車で一緒に来た時には、境界線のこちら側に一緒にいたじゃないか⁉︎ と思って、設定の甘さに、呆れてしまった。

昔と今との行き来や、その境界線に関しては、もっと明確な決まりを作ったストーリー展開にしてくれたら、引き締まった話になって、引き込まれただろうにと思う。
けーな

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