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白夜のnagashingのレビュー・感想・評価

白夜(1971年製作の映画)
4.5
至高のしょうもなさ。甘美と滑稽の究極の合一。視線と歩行と局部の挙動の連なりが生むリズムとサスペンスが超絶。編集が的確すぎてヤバい。音と光の恍惚にまったくはぐらかされることなく粛々と駆動される欲望にはほっこり。公園でいちゃつくカップルを見つめるあのまなざし、完全に週末の西武池袋線の改札前を通過していくときのおれだった。マルト、マルト、マルト……
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