白夜の作品情報・感想・評価

「白夜」に投稿された感想・評価

ブレッソンや彼に影響を受けた黒沢清しかり、「映画」を「わかっている」彼らの撮るエンタメ作品、といった感じ。

ブレッソンの俳優は全て素人だが、その素人から醸し出される哀愁などが最高に良く見えてしまう。最初のヒッチハイクのシーン、なぜかヒッチハイクで行った先の原っぱででんぐり返しをするシーンから、自分の心情を録音したものを繰り返し聞くという主人公、愛くるしい。

あとは、やっぱりブレッソンが映す扉は最高ですね。
ptzkk

ptzkkの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

4日目、どこに行っても「MARTE」だらけ、逃げるように公園に行けばイチャつくカップル達、そしてまた逃げるように公園を去る… 静かだが確かに感情が爆発しているのがわかる。
tao

taoの感想・評価

5.0
パンフに掲載されているシナリオ全文を時間を見つけては音読している
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.5
‪ ‪ ‪ ‪「白夜」‬
‪冒頭、ヒッチハイクする男。耿々するネオン街を歩く青年。目と目が合う、ヒールを脱ぐ女、橋から飛び降り様とする。アトリエ…本作はブレッソン映画の中でも超絶好きな作風で素人を起用した過去作でも本作でも、若者を中心に活躍させるスタイルは続く。本作では天体物理学を学ぶ学生やモデル‬を採用し撮影してる。物語は四夜に連なりポン・ヌフを背景に若者男女の出会いを描く。既に少女ムシェット等、孤独をテーマにした作風が目立つ彼の芸術は本作の冒頭から見て取れる。今にも身投する孤独な女やテープレコーダーにつぶやきを録音する男…そしてラストの残酷なまでの帰結…これには驚くばか‬りだった。原作はドストエフスキーで監督は過去作にも文豪の小説を脚色し映画化している。白夜と言えばもう一つヴィスコンティの白夜も名作だが本作とは対極的だ。彼の代名詞でもある手と指を捉えたショットにエロティシズム要素を加えたシークエンスは素晴らしく、この映画のファンになってしまう。‬強調される環境音、日本人には馴染み無いセーヌ川の辺りやヒッピーの描写、ボサノヴァを演奏するミュージシャン、ライトアップされた船が橋下を渡る場面、肩に手をかける、水面への照明、光の反映、ネオンの煌々と街の寒光、画面から伝わって来そうなパリの馥郁。本のクローズアップ等、最高だらけで傑作だ。長年若者を捉えたブレッソンの10作目の本作は素晴らしい。夜のセーヌ川と幻想的な光を放つイルミネーション。ヒッピーによる演奏と歌と2人の関係…遺作や初期作で信じ難い大団円を迎えてきたが白夜も残酷極まりない。色彩の拘りや光の反射から手を捉えたカット、エロティシズムが印象的な作品。

出会い、恋をし、別れ、失望する。その期間たった4日。浮気な楽天家の青年が投身自殺をしようとしている女を助けたことにより物語は始まる。

「今日限り『あの男』の事は忘れて、明日からはあなたを愛すわ。」
12時を回りかけた時、女は偶然『あの男』と再会する。

失望しつつも、彼女は戻って来ると信じる青年の明るさと2人の男の狭間で揺れる乙女心にクスッと笑えるコメディ。
有酸素

有酸素の感想・評価

3.8
はじめてロベールブレッソンの映画観ました。想像より軽やかでこんなにも憧れない人物像があるものかと目を疑うくらいからっぽな彼。あと2年後くらいにこの映画はすごく自分に寄り添ってくるなという予感がします。
美しい女を見て引き返す主人公の姿がガラスに映ってるの笑った。ってか笑える箇所多くないかこれ。冒頭のヒッチハイクもそうだし。
公園でカップルのキスを見つめるときの眼差しや船、終盤のキスがとても良かった。めちゃめちゃ変な映画を観に行ってたのも気になる。
いつの間にか目で追ってた人物をふっと見失ってる。

美しさの極致を目の当たりにした気がする。

俺を選べよー
a

aの感想・評価

4.9
‪映画を貫く静寂が逆説的に主人公の内にこもった激情を示唆していて(その激情のマグマは女の名前連呼録音やストーキングといった形で漏れ出しているのだが笑、決して静寂を破ることはなく)、それは「白夜」つまり本来静かなはずの真夜中に太陽が沈まないという現象に呼応する。‬
Kanako

Kanakoの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

眠かった記憶が

夜のシーンで、フィルムがなんとも言えねぇー感じの見えなさ、夢の中かなと思うような

主人公がめちゃめちゃヨーロピアンアート系男子
演技が演技
エンディングとっても悲しいだろうな、、、
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