デ・パルマの観る
すごく久しぶりまた観るです
土地開発会社を友人と共同
経営するマイケル
結婚10周年パーティーの夜に
妻子誘拐され警察の指示に従
うが自動車事故で死亡と。
数年後イタリアで妻と。。
ホント久しぶりなので初見みたいなもの
ですがスタッフが豪華なのにまず驚く。
音楽と脚本と撮影
長くなるので興味有る方調べて下さい
音楽と脚本は「タクシードライバー」
と同じコンビでありました
聖堂見上げるオープニング
このカットってデ・パルマ大出世作で似
たのあるかもで少し驚く
聖堂からにはそれなりの意味あるようで
おそらくこういったキリスト教云々が顔
出すのは脚本ポール・シュレイダーの色
と思われ台詞では否定していたある事が
気になって戻して確認したけど微妙かも
原題がすんなり入る妻子を見殺しにした
罪悪感に囚われてる男がフィレンツェで
のまさかの出会いから救いを求めようと
するが現実はそんなに甘くなく結果的に
は振り回されるマイケルであります
一応ミステリーの体を取ってますがそう
いう意味での緻密さが無いのでそこに
拘る人には穴が気になるだろうな~とは
思うもののかなり無理はあるけど辻褄が
合わないことはなくむしろこのチープな
感じのデ・パルマが当時も観直しての今
も好きみたい
巧みな映像表現はさすがで空港内での
繰り返しはなかなか良かったし回る回る
華麗なダンスはマックス・オフュルスみ
たいだなと
撮影ヴィルモス・ジグモンド
ラストはまぁいいかということで