あっさりゆで卵

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーンのあっさりゆで卵のレビュー・感想・評価

3.3
本シリーズはマイケル・ベイの作家性の楽しめるかどうかが鍵になると、3作目で漸く気がつきました。

マイケル・ベイという監督は、ハリウッドの二郎系監督と言っても良いほどの過剰サービス。
「爆発とかミリタリー系とかアクションとか美女とか車とか下ネタとかみんな好きでしょ!はいドーン!!!一丁上がり!増し増しにしてあるんで!」って感じで、量(上映時間)も多いので、後半から食うのに必死で、味がイマイチなのに、何食ってるかよく分からないまま食い続けてるみたいになるんですよ。いや好きだけどさみたいな。

とりあえず暫くは良いわ…。ってなるけど、結局楽しいので、また行ってみようかな?って思って観るという。癖になる人は確実にハマるって感じの監督だと思います。

本作も正にそんな映画。ストーリーはめちゃくちゃだけど、他の要素てんこ盛りっていう。
前作まであったミーガン・フォックス加点がなくなり、新たなヒロインもそんな女いねえよ!って思いながら見てました笑
あと「こいつら機械なんで!」っていう振り切りが凄い方向に向かっているので、ゴア描写もヤバい!なんか血みたいなの出てるし!
キャラクターにそこまで思い入れないんだろうなーって雑な描写とか笑

そしてまー長い!楽しいけどさ!!

もうしばらくは良いです…。
でもまた食べたくなるんだろうな…。