オードリーANNの伝説のハガキ職人の半生を描く、半自伝的作品。
岡山天音の好演が印象的な作品で、笑いの世界でしか生きられないのに自身の“人間関係不得意”によってその道すらも絶たれる。
あまりにも不器>>続きを読む
すごい良かった。
かなり能動的に観ないといけない映画で、ドキュメンタリー的な印象も受けるほど、いい意味で淡々と描かれる。
「名前」の映画という印象。
名前が持つものは個の識別だけじゃなくて、自己の確>>続きを読む
エクスペンダブルズの4作目。
このシリーズ1作目と2作目は好きなんだけど、、
往年のハリウッドアクション俳優が大集結するエクスペンダブルズってこんな感じでだよね!としっちゃかめっちゃかやってくれる>>続きを読む
ディズニー100周年を記念した映画なのだが、これで良かったの?と思ってしまった。
願えば叶うの100周年記念コンセプトありきのプロットで、主人公周りに魅力がほとんどなく、唯一魅力的であったマグニフィ>>続きを読む
2023年にディズニー+で字幕で先行鑑賞。
その後、『ウィッシュ』の同時上映で吹替を鑑賞。
ディズニー100周年を記念する歴々キャラクターが勢揃いをする短編映画。
吹替版の豪華さに驚き。
エンター>>続きを読む
2024年映画初め。
ちょっとの悪意と大きな愛を持って笑い飛ばすご当地映画の第2弾。
今回は、関西へ。
やはり、どの地方にもどんぐりの背比べ的な対立はあるんだなと改めて実感。
出身こそ違うものの、現>>続きを読む
年末最後にみた北野武最新作。
いやーめちゃくちゃ面白かった。
冒頭から、首のない死体から始まり、「首」を巡って荒木村重の謀反から本能寺の変、そして山崎の合戦までが描かれる。
大河で描かれるような>>続きを読む
『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第6期の前日譚。
今回の主人公は、若かりし頃の鬼太郎の父。そしてもう1人の父・水木。
アニメで描かれた親父の若い頃の見た目はイケメンなのに、映画では水木的なキャラデザにらなっ>>続きを読む
3人のわちゃわちゃを観てるのは素直に楽しかったし、ついにカマラちゃんが映画本編へ合流するのは嬉しかった。
けど、それだけというか。
かなり薄味で、映画としての独立性もなく、物語のための物語になってし>>続きを読む
そらいいよね!
上手く再構築して一本にまとめ上げてる。
惜しむらくは、うずまきの絵が伊藤潤二の『うずまき』オマージュじゃなくなってたとこくらいか。
この時は許可とってなかったようだからし方ないけど。>>続きを読む
ゴジラ俄かなのだけど、それでも感じるゴジラ周りの描写の見事さ。
怖くて、神々しくて、畏れる。
ただ、ヒューマンドラマ周りが好みではなく…ご都合主義というのか、あまりにも綺麗すぎる感じというのか。漂白>>続きを読む
素晴らしい最終作。
もうアクションがアートの領域へと突入してた。最先端アクション映画にして、ドニー・イェンと真田広之の夢の共演を観ることができるシリーズ集大成。3時間の長丁場なので、終盤はキアヌと同>>続きを読む
中田秀夫監督の最新作。
親子3人の幸せな家庭が、母の死によって崩れていく。
良かったところで言えば、ういぽんことファーストサマーウイカの怪演。
良き母なんだけれども、その過去から滲み出る不気味さが>>続きを読む
死とは?幽霊とは?
史実にあった「幽霊団地」をモチーフにしたホラースリラー。
『ミッド・サマー』的というのは分かる。
旧・幽霊団地には、ある信仰を持つ集団がいて、信仰に基づいて共同生活を送る。
そこ>>続きを読む
マッツミケルセン主演の飲酒映画。
めちゃくちゃコメディ色が強いポスターに対して、内容は結構シリアス。
アルコールを通してみる人間ドラマであり、おじさん達の人生讃歌。
酒は飲んでも飲まれるな。
最後>>続きを読む
片渕監督の初期の長編アニメーション作品。
ただこの頃から『この世界の片隅に』や最新作『つるばみ色のなぎ子たち』に通底する要素が散見される。
徹底した史実考証のもとどこまで映画で再現できるかという、>>続きを読む
圧倒された。
これが事実なのが恐ろしい。
部落差別と朝鮮人差別と絡みついた複合的な事件を軸に、集団心理の恐ろしさと全体主義的な思考の危うさを克明に炙り出す。
偶然に偶然が重なり、ラストは悪意と絶望>>続きを読む
日本映画史に燦然と輝く名作。
戦時中という激動の時代にも、日常が存在していて、飯も食うし、昼は仕事やご近所付き合い、夜は風呂に入って寝る。
教科書からは伝わらない、人の営み。
温もりと、でも確か>>続きを読む
色々話題のバービー。
ネットのミームの内容はさておき、映画そのものは凄く面白い。
フェミニズム、ジェンダーなどをテーマにしながらも、この映画が叫ぶのは人間讃歌。
一貫して人間の営み、人の素晴らしさを>>続きを読む
今年2本目の清水崇監督作品だが、『忌怪島』よりこっちの方がやりたかったのでは!?
というほどのパンチ力のある作品。
後半の高谷さなの家に行くあたりから、物語のテンションが上がっていきます。
ホラー描>>続きを読む
鶴女房、蛤女房、天人女房、そして蛇女房。
日本には古来より異類婚姻譚と呼ばれる、人間と人ならざるモノの婚姻説話が多く残る。
今作は白石晃士版異類婚姻譚と言っても過言ではない。生物の垣根を超えた愛の物>>続きを読む
ひと夏の思い出を、父と同じ歳になった今振り返る。
今と昔で、父の見え方が変わる。
大人になりたい私と、自分の年齢に心が追いつかない父。
キラキラ輝いていて、どこか不穏で、どこか寂しい。間違いなく>>続きを読む
今作は最終章で、世界が一周した後のパラレルワールド設定。なので、シリーズの各タイトルもちょっとずつ違う。
さて、超とつくだけあってかなりパワーアップしている。
「てかさ、コックリさんって、さん付け>>続きを読む
コワすぎシリーズ一旦の完結作。
あらゆる伏線を回収、そして他作品までも繋がるとある展開に。
白石晃士ホラーユニバース誕生です!
異次元へと消えた工藤と市川を、現世に戻すため、カメラマン田代がパンツ食>>続きを読む
村系ホラーも白石晃士の手にかかれば怒涛の展開!
中盤から完全にクトゥルフ的な世界観に!
全てがつながる!
エンタメ性が炸裂したこれぞ白石晃士!!
新解釈、お岩さん!
クトゥルフ神話的な解釈が良かったなあ。
四谷怪談もクトゥルフの関連性にはハッとさせられた。
あとやばい人間とセットでそいつの住むヤバい家が描かれることにより、実存感とヤバさに拍車>>続きを読む
面白すぎるー!新解釈花子さん!
ホラーの皮をかぶったタイムスリップもの!昼夜を行き来するシーンは脳が揺さぶられる。
そしてちゃんと後味は悪い!
怪異から逃れられるまでカメラを止めるな!
陸版ジョーズであり、呪術廻戦。
呪力で身体能力を強化した工藤Dが河童と闘います。
河童こえー!
シリーズ2作目。
今回は、モンキュメントホラー×SF。
震える幽霊の真相は、思いもよらぬ方向に転がり、SF的な展開へと繋がっていくのが、面白い。
そして今回も、我らが工藤Dの暴力全開。
幽霊に取り>>続きを読む
白石晃士監督のモキュメンタリーホラーシリーズであり、魅力としては怪異設定の裏切りとパワー系ディレクターの工藤!
劇場版最終章までの大きなストーリーを軸に進み、各作品ともホラー×〇〇を組み合わせた作劇>>続きを読む