このレビューはネタバレを含みます
カナさん…。
ゴア描写への耐性さえあれば、サクッと観ることができる良作だったように思う。
いわゆる、ジョック(陽キャ)タイプとナード(オタク)タイプではなく、イケイケジョックと妙に潔癖なところがあるジョックのコンビが、旅先で知り合った家庭持ちのヤリチンと3人旅をするというところからはじまる。
てっきりホテルの地下かなにかで変態的猟奇イカレサイコ野郎が殺戮を楽しんでいるのだと思ってたけど、全然違っていたのが面白かった。
あのメガネの受付男性は関係なかったのかしら?
海外って怖いね…。
たぶんみんな、ジョッシュの方が主役で生き残ると思ってたんじゃなかろうか…私もです。
パクストン君とカナさんが妙にフラグ立ててたのでなにかあるのかな~と思ってたら最後ああいうことになってね…。
ラスト付近であそこまでキレイにお片付けをしていくのであれば、ついでにカナさんも…救ってほしかった…。
ハッピーエンド好きというか、私は自殺するということにたいして異常に否定的なところがあるので、自殺はしないで、なんとか生きる勇気を持ってほしかった。
吊り橋効果でパクストン君とねんごろになっちゃいなよ!とか。
女性からみて、カナさんの自殺は納得いくものなんでしょうか?
やはりキレイな方からしたら、顔に傷を負うというのはあそこまでしてしまうものなのでしょうか?
私はどうしても男性的な目線でしかみることができず、「命が助かったんだし、顔全体がメチャメチャになったわけではないんだから死ぬことはないのでは?」と考えてしまいます…。
そこだけがずっと心に残っていて、外科医志望のサラダハンドおじさんに復讐するところはあまりノレず、上の空でした。
カナさん…。