ベべべっち

アベンジャーズのベべべっちのレビュー・感想・評価

アベンジャーズ(2012年製作の映画)
4.4
最初は6人…

『日本よ、これが映画だ。』
とかいうキャッチフレーズが懐かしい。
初めて聞いた時は「何言ってんだ?😳」って思った記憶がある。

今回は『ブラック・ウィドウ』を観た直後での鑑賞だったので、ナターシャにいつも以上に注目してしまう。
ロキとホークアイとの会話に関連するキーワードが出ていて面白い。

また、6人のアベンジャーズメンバーの中で、ナターシャだけがまともで頼もしい。
他の男共は口喧嘩したり殴り合いしたり、操られたりするわ…で、もうダメだ。笑
見ている分には面白いけど。。

でも、そんなダメ男たちもやっぱり魅力的。

アイアンマンは単体作品の1や2の時よりも、遥かに頼もしくなるし、あとは饒舌。今回も皮肉をベラベラ喋っていた。
キャプテンに「仲間のために自分を鉄条網に投げ出せないだろ」
と、言われてからのクライマックスの振る舞いは良い意味でらしくなくて良かった。

ソーは前作で成長した状態での登場。
地球を救うというよりかはロキを連れ戻しに来ただけという感じ。
ハルクとのケンカ?が面白い。

ホークアイは6人の中で1番能力がわからないのに、冒頭からロキに洗脳される。
結局、これといった出番がないまま終わったような…。
やっぱりホークアイといえば、次のウルトロンでの存在感がすごかった。

ハルクは役者が変わって、作品に馴染ませるところからスタートしてたような気がする。
あんまり誰ともケンカしないし(変身前の話)、1番まともかと思いきや、意外と協調性はない。
変身後は仲間を襲ってしまうぐらい、この時はまだ制御ができていない。
ただ、戦闘力は凄まじくて、今作での最高戦力なのは間違いなかった。
ロキとの闘いは爆笑🤣

そして、キャプテン。
いきなり70年後の未来に来てしまった感覚の中で、戸惑いながらもリーダーシップをとる姿が印象的。
みんなに指示を出すシーンはもちろん好きなんだけど、それ以上に好きなのが敵のチタウリのビーム攻撃をモロに腹に食らってしまったシーン。
一瞬、うずくまりかけるも、なんとか立ち上がるキャプテン。
このシーンに今回の闘いの凄まじさが凝縮されていたように感じた。
キャプテンにしか、あの役も出来なかったと思うし。

(他のキャラだったら…)
アイアンマン→スーツなので伝わりにくい
ハルク→効かないから伝わりにくい
ソー→あんまり効かないから伝わりにくい
ブラック・ウィドウ→多分死ぬ
ホークアイ→多分死ぬ

うん。やっぱりキャプテンが丁度いい🤭

でも、そんなキャプテンの勇姿のシーンよりももっと好きなのが、エンドロールの後の映像。
一瞬だけのシーンだけど、MCUシリーズの中でも多分1番好きなエンドロール後の映像かもしれない。

「お、お疲れ様でした😅」と言いたくなるようなオシャレなシーンでした。

P.S. 今作のスタン・リー
インタビューにチェスをしながら出演。