きりん

ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記のきりんのレビュー・感想・評価

3.1
映画ドラえもん第18作『のび太のねじ巻き都市冒険記』
コロコロコミック創刊20周年記念作品。
ドラえもんが持っていた22世紀の福引ハズレ券🎫で手に入れた小惑星にひみつ道具「生命のネジ」を使いおもちゃの街・ねじ巻き都市を作る。そこに脱走中の前科百犯の凶悪な熊虎鬼五郎が紛れ込みてんやわんやする話🐷🐴🐑
出木杉🙅🏻 しずかちゃん入浴シーン🙅🏻‍♀️

なんと!本当の凶悪犯登場!拳銃も持ってます。
今までだと冒険中に宇宙人やら海底人やら絵本やらロボットやらの悪者に出くわし協力して戦うって流れだけど本作は地球人のリアル凶悪犯。しかも前科百犯て…(๑°⌓°๑)マジ

さらにひみつ道具「タマゴコピーミラー」によって鬼五郎が大量増殖。同じ顔のおぢさん大量は見るに耐えません🤣かくしてドラえもんたちと戦う流れなんだけどコピーされた凶悪犯に一人だけホクロがある突然変異的な人物が。とても心優しくて良心だけが飛び出たような存在。彼こそが今回のキーマンでもあります。

のび太が作ったねじ巻き動物が自我を持つようになり自然を保護するよう働きかける流れはこれまでも見られたメッセージ性がありました。
好きなシーンは鬼五郎によって引き起こされた火事を小便小僧がおしっこで消火するところ🔥💦

神様(種まく者)や生命誕生、環境保護と今回も一貫したメッセージがあるもののどうも地味で物足りなさを感じてしまった。


本作執筆中に藤子F不二雄は亡くなっており遺作となる作品。
また主題歌は前作まで担当していた武田鉄矢が降板したので矢沢永吉が担当♩.。
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