前回観た『雪山の絆』のオリジナル
1993年の作品で
イーサン・ホークが若くてイケメン✨
この飛行機墜落事故から
72日後の生還劇については
『人肉を食べて生き延びた』ことが
センセーショナルに語られるけれど
そもそも本質はそれにあらず
タイトルの
『生きてこそ』
それに尽きると感じます
夜にはマイナス40度という極寒
食料もないなかで
困難や絶望を乗り越えた
尊く勇敢な命
特に
同乗していた母と妹を亡くしながら
雪山に留まり
救助を待つのではなく
自らアンデスの山々を超え
16名を生還へと導いたナンドの
信念と行動力にはただただ驚愕
そして感動しました😭
私は常日頃肉や魚、卵を頂いている
外食の時は尚更だけれど
自分で調理する時でさえ
それらは
綺麗にパック詰されており
生きていた頃の
牛、馬、豚、鶏や魚たちに
思いを馳せることはない
けれど確かにそれらは生きていたし
私に食される為に
痛みや苦痛、恐怖を味わったのだろう
翻って
雪山での墜落事故という極限状態で
生きる為に
人肉を食べざるを得なかったこと
毎日毎日屠殺を繰り返し
飽食をやめない
そもそもこの様な絶望的状況に
直面したことなどない私達が
批難など出来るはずがないと思います