このレビューはネタバレを含みます
『今日泊まって行くんでしょう⁉️』
『寂しい』
としなだれる母に
露骨に嫌悪する息子
この母は自分が求める母親ではなく
小学生だった自分を捨てた
あの頃の『女』だったから…
『お母さんが帰って来ない』
あの頃帰って来なかったお母さんは
『お母さん』『お母さん』と
何度も呼んだのに
帰って来なかったお母さんは
今又こうして
自分のことを忘れ去り
遠くに行ってしまうのだろうか…
息子である泉の
切なく
やるせなさでいっぱいの心が
ふと
下半分が団地の陰に隠れた
『半分の花火』
を見た瞬間に
優しかった母との思い出で満たされる🥹
そして自分がプレゼントした
一輪の花を心から喜んでくれた母🌷
記憶と共に自分が壊れて行く中で
『半分の花火が見たい』の言葉で
息子への愛を伝えたのですね🥹
※それならどんな事情があったとしても子どもを置いていかないで欲しいですけれど😭
とても少ないシーンながら
やっぱり長澤まさみさんは
上手い女優さんなんだなと改めて感じました✨