週末の朝、テレビを付けたらマイケルコルレオーネの顔が…グイグイ引き込まれて、出掛ける直前まで仕度しながら立ったまま見入ってしまった😅
帰宅して改めて最初から鑑賞。力のある映画の凄みを再認識。
昔見た記憶が時々蘇る。でも全てのシーンが新鮮でズッシリ胸に響く。
低い声が印象的で超スマートなロバートデニーロ。この圧倒的な存在感!後のマーロンブランドのドンビトーに寄せて行く演技の絶妙さ。
同じ人物を演じてアカデミー賞を取ったのはこの2人だけなんだって!納得です。
貫禄を増していくマイケルコルレオーネのアルパチーノ。哀しい目が彼の苦悩を物語る。
あ〜そうだ!私昔見た時ロバートデュバルの相談役が一番好きだったなぁ。マイケルに寄り添う彼の静かで誠実な佇まい。マフィア一家の中の常識人。
兄・妹・妻…父ビトーから家族を守るドンであれと教えを受けたはずのマイケルが、いつしか家族から乖離していく。孤独な背中。
家族に囲まれ、仲間に囲まれ、すべての人々から信頼を寄せられて成長する若き日のドンビトーとの対比が、さらにマイケルの哀しみを増幅させる。
ラストの回想シーン。まだ若い家族がワイワイと語らう食卓。帰宅する気配だけで姿を見せないドンビトー。かえって印象深い。→本当はマーロンブランドが出演拒否したって後から知ったけど…怪我の功名ね!
ここで今更"ゴッドファーザー"?と思いつつ、見始めると止まらない。残酷さと哀愁とを併せ持つ稀有な存在の偉大な映画。やっぱりマーロンブランドのドンビトーも見なくちゃダメでしょう。