このレビューはネタバレを含みます
何ゆえダニクレなのか?という答えを探しつつ、カジノロワイヤルに次ぐ第2作視聴。
格闘家のような、もしくは特殊部隊のような鍛え上げられた鋼の肉体なんでしょうかねー?頭大きいし、見た目はそんなにスマートじゃないけど。
それと、抑制が効いた動じない表情かな。ハードボイルドという言葉を調べると、Wikiに「感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情、精神的肉体的に強靭、妥協しないなどの人間の性格を表す言葉」とある。まさにこれだ、これ!ハードボイルドなボンドにダニクレは打ってつけ。
ダニクレボンドに笑いの要素はないと思ってたけれど、重要参考人をうっかり?一人ならず殺しちゃうのは、笑うところなのかも。昔どこかでこういうの見た覚えがある。力の加減が出来なくてつい人間を殺してしまう間抜けなサイボーグ、みたいなの。
今回のボリビアのお姉さん、エヴァ・グリーンより好きでした。
しかし、またしてもハイチやボリビア。極貧の国と、プラハで上演される最先端の演出による「トスカ」及びそこに集うファッショナブルでリッチな人々との対比が、ワールドワイドに暗躍するボンドシリーズならではだった。