ダニエル・クレイグが出てるのは知ってたけど、キリアン・マーフィー、ベン・ウィショーも出てたとは。
一日の最大戦闘死傷者数を出した第一次大戦ソンムの戦いを描いたもの。これが1916年なので、「1917」「彼らは生きていた」「ヘル・フロント 地獄の最前線」で描かれているのと近い時期で、ここでもあの塹壕に待機する兵士たちの姿が描かれている。
ほとんどが塹壕の中、外の状況はここにいる兵士同様想像するしかないし、敵兵も出てこない。突然の爆撃にビビる。
そんな中、兵士の統率をとるのがダニエル・クレイグ演じるウィンター軍曹。かなり厳しい鬼軍曹ふう。
塹壕で起こるあれこれは「彼らは生きていた」をそのまんま劇映画にしたような感じ。
緊張感はあるんだけど、所々の息抜きシーンはいくら塹壕にいるとはいえあんな雰囲気なのか…と意外に思う。
ラストシーンもおそらく史実の通りなんだろうけど、あれじゃそりゃ死傷者大量に出るよね…と思ってしまう。