ぶちょおファンク

星空のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

星空(2011年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★5 中盤★4.5 終盤★5

誰しもがココロにピースの欠けたパズルを持ち、
その物足りなさ、虚しさ、寂しさを別のなにかで埋めて、ごまかして日々を生きている。
特に思春期は儚く脆く、
繊細で少し内気な13歳の少女と少年のふたりには
この現実の世界は残酷なのかもしれない。
だけど、繊細な感性=弱い訳では決してない。
強いからこそ繊細で優しく、
壊れても、壊されても這い上がり、
逞しく生きていこうとするのだと思う。

この作品は元々2012年の大阪アジアン映画祭で特別上映されたものの、
版権等の問題で以降は全国公開もソフト化もされておらず、
5年の歳月を経てようやく単館ではあるけど全国で順次公開されているのが現状。
こういう良質な作品がソフト化(BDでなくてもDVDでもいい)もされず埋もれて消えてゆくのはもったいないし、
映画好きとしては悲しすぎる。。。
少なくともソフト化される流れであって欲しい!
※追記~2018年8月2日にBD/DVD発売決定!

星空だけにスコアを満点(満天)にしたかったけど(笑(元ネタ明石家さんまちゃん)、
映画という夜空で、切なくも微笑ましく、
ファンタスちっくにロマンちっくに
ひっそりと輝く星を見つけて幸せな気分だ♪😊

追記〜当初は★4.5評価でしたが原作の絵本も読み、
モノづくりとして絵本と映画込みで、
“★5を安売り”するニンゲンではないけど、
あえて満点の評価をする!

2017年289本目(12月13日)

2018年46本目(4月3日)
2度目の映画館鑑賞。
もう物語がどうなるのか知っていてもオレの琴線に触れるテイストで、
まあ確かに2度目は粗さも気になったりもしたけど、
それでもやっぱステキな作品やと思う。
冷静に評価すると今なら★4くらい…。(笑