ぶちょおファンク

消された女のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

消された女(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★1.5 終盤★2.5

見どころ
◯オープニングがヒキがあって面白く今後の展開の期待は膨らむ。

気になる点
●テレビ業界復帰をかけたナPDが取材候補ひとつの資料である“日記”を軽く読む程度で“精神科病棟”に興味を示すのはあまりにも都合良すぎた。
●作品自体も90分程度とコンパクトにまとめており、ラストの畳み掛けもスピーディーで懇切丁寧な説明でもないので全容(真相)を理解していない観客も多いようだ。

☆総評
“親族が書類にサインをし、拉致・監禁して精神を患ってもいないのに精神病棟へ強制入院…”という事件が韓国で実際あったらしく、韓国の法制度の問題点を題材に脚色されたエンタメ作品。

リアルな社会派路線なら重厚さも出たんだろうけど安っぽい内容(女性刑務所系なノリ…)でしかなく、こんなんだったら“裏”の仕掛けでもあったら良いのに…
っと思っていたらラスト付近でのタネ明かしが面白かった!
結局中盤でのリアリティーのなさは計算だったとはね…?!

2024年24本目