このレビューはネタバレを含みます
序盤★2.5 中盤★3 終盤★3
見どころ
◯話しが進むにつれ現れる謎と興味深い展開の妙。
気になる点
●バス運転席シートベルトの仕様…。
●数字の“8”並びがあったり8元だったりと8に拘ってたようにも思えるが、日本同様に“縁起のいい数字”の意味でもあるのだろうか…?
☆総評
台湾での“バレンタインデー”は2月14日と旧暦7月7日(8月頃)にあるそうだ。
“時間の利息”を“払う(彼女)”側と“貰った(彼)”側という予想もしてなかった展開のロマンス・コメディーで面白かった!
彼の行動はややもすれば“痴漢親父”のそれと変わらない“自分の願望・欲望を満たすだけ”の行為ではあるが、そこを彼は一応理解してそこそこ踏みとどまっているので「気持ち悪い」と一蹴せず、公共のバス運転手の仕事を疎かにするのは頂けないが、まあ全体的に自分は彼のキャラにそこまでの嫌悪感等を覚えず微笑ましく眺めていた。
止まった世界の恋愛で『フローズン・タイム』(★4)を少し思い起こす。
台湾映画を日本映画がリメイクするとヒドい仕上がりになってしまう印象だが、果たして日本リメイク『1秒先の彼』の出来や如何に…???
2024年27本目