事故の後遺症により、短時間しか記憶が持てず、すぐに忘れてしまう主人公。
最愛の妻を殺した犯人をメモを駆使して探すが…
序盤主人公が衝撃の行動をとり、なぜそうなったのかを時系列を徐々に遡りながら明かされていく。
記憶が残らないことからメモを残したり入れ墨を入れるが、それを間違えて捉えたり、人に利用されたり。
どうストーリーが進められるかわからないドキドキ感と難解なストーリーを読み解いていく快感があった。
この快感は今までにないような快感でした！
一度でストーリーは理解出来たものの片手間で観ていたらわからなかっただろうなと思う。
２回目を観たらまた印象が変わる作品。
最後にある展開が最高です。
哀しき男の悲しさがより際立ちます。
犯人を探すことで事実から目を逸らす。
誰にでも当てはまることですね。
自分の中にある記憶は本当に正しいのか疑ってしまいます。
