ビーン死ね！
今回、『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?！』を観て、なぜ約20年前に映画『ビーン』、TV版２本で『Mr.ビーン』シリーズを切ったのかはっきり思い出した。
ビーンはキモメンで、行く先々でドジやって他人様に迷惑をかけまくる害虫だからだ。
それがギャグなのはわかっているけど、まるで笑えない。むしろムカついた。観ていてストレスが貯まった。89分間苦痛だった。
ビーンが劇中で親とはぐれた少年を慰めようとつまらねえギャグをかまして、ビンタを食らうシーンがある。当然だと思った。常にマイペースで空気を読めず、反省を一切しないこいつを見ているとマジ殴りたくなる。
もちろん、『Mr.ビーン』シリーズが世界中で人気ということは知っている。でも僕には全くあわなかった。ローワン・アトキンソンなら『ジョニー・イングリッシュ』シリーズは面白いんだけど。
本作が教えてくれた唯一のこと。それは「レンタル料金110円を惜しんであわない映画を最後まで観るのは愚行である」だ。ありがとうビーン。もう二度と観たくない。
