セレンディピティ=素敵な偶然
クリスマス前のデパート。そこでジョナサンとサラは出会う。果たして2人の出会いは「偶然」なのか?それとも「運命」なのか?
サラは言います。
「偶然は信じない、全ては運命よ」
お互いの連作先を本とお札に書き込み、本は古本屋へ売り、お札はどこかで使う。もし私たちが運命の出会いならば、その本やお札は回り回って相手の元へ届くはず!
そんなロマンチックな考え方をしてしまうサラが素敵。
2人が運命の赤い糸を手繰り寄せるように、何とかして相手とまた出会いたいと奮闘する姿が良い。
それにしても、2人とも何かと周りを巻き込む。お互いのことを忘れられないのはわかるけど、今自分の側にいてくれる人を大切にしろよ!とか、そういう風に思ってしまった部分も沢山あった。しかし..!
何せ2人とも馬鹿正直にお互いの運命を信じていて、お互いを見つける為に凄く必死になっている。そんな姿を見ていたら、途中から何だか凄く愛おしく感じるようになった。「見つけた!」と思ったらすれ違ってしまったり、2人の喜怒哀楽が観ていて楽しいし、最後は2人を応援したくなっていった。
”運命は自分で作り出すもの”
”偶然は運命に変えることができる”
ジョナサンとサラを観ていたら、そんなことを思いました!!