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フーリガンのsmithmouseのレビュー・感想・評価

フーリガン(2005年製作の映画)
3.5
パブでビールを喰らったら愛しのハマーズをワルの仲間と応援だ‼️
フットボールの母国が生み出してしまったダークサイド、フーリガンを女性監督が描く。何に命をかけるかって事でしか自分を定義でき無い不器用さを繊細かつダイナミックに表現してると思う。
兎に角凄いカッコイイ。下手なヤンキーものだと喧嘩シーンはチャラ男のジャレ合いにしか見え無いが、コレは頭突き有り、ビール瓶有り、火炎瓶有りと消化しきれ無い鬱憤をぶつけている感じがありありと出てる。
また、イライジャ・ウッドの成長物語もさることながら、チャーリー・ハナムが演じるピートのギラつきながらも一本筋の通った不良像は「フーリガン=貧しい労働者」という個性も味気もないステレオタイプタイプにはまり込ま無い魅力が溢れてる。
酒にタバコに暴力と、漢ホルモン300%だが、オチもシッカリついて見終わった後はスカッとします。暴れたくなったらみましょう。
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