このレビューはネタバレを含みます
○シドニー・ポラック監督作品の恋愛ものはどうもかったるい印象があるが、今作もそれに漏れなくという印象。
○序盤のどこかサスペンスチックな展開は興味をひかれるが、二人が惹かれ合うところから徐々に興味を失う。身近に死者が出ると寂しくなるものだが、それ以上のものを映画内で描き切れていない。
○互いの職業の話が定期的に顔を出すが、メインストーリーとほとんど関係ないのも残念。
○表情豊かなクリスティン・スコット・トーマスに比べ、終始しかめっ面で表情に乏しいハリソン・フォード。脇も結構豪華だがそれだけ。