最悪すぎるラスト……
救いの無いラスト……
後を引くラスト……
衝撃のラスト……
主人公に幸せになって欲しいと願えば願う程、ラストの絶望感たるや半端なものではない。
主人公たちは深い霧によってスーパーマーケットに閉じ込められてしまう。外からは謎の危険生物の襲来……。
この霧は何なの!?
気持ち悪い生き物は何なの!?
焦燥感と共に、そんな疑問が沢山湧いてくる。疑問が湧くからこそ、余計焦るし怖くなる。
でも、一番怖いのは人間。外からの人間以外の来襲以外にも、スーパーマーケット内でいざこざが起こりはじめる……。
自分勝手なことを始める奴や、変なことを布教し始めるオバサン。狭いスーパーマーケットの中でいざこざするもんだから、余計苛々が募る。
もう頼れるのは何故か銃の腕前がプロ並みのスーパーマーケットのおじさんだけ……。(泣)
そうやって散々苛々させられた挙句、あのラストだからこそ絶望感は果てしない。主人公にどっぷり感情移入して、うわぁぁぁなんてこったァァ!!と叫びたくなるほど嫌なラスト。
でも、それがたまらなく良い!主人公と一緒にこっちまで最悪だって思っちゃうんだけども、
主人公がこれ以上無いくらいに悔しがる顔をみるのは映画として最高に面白い!