このレビューはネタバレを含みます
ワンナイトウォークイン神戸
2011年11月25日 17時49分レビュー。
提供トランスフォーマー、NHK近畿。監督井上剛。
我が越後シネウインドにて上映。
好評ドラマからのブローアップ上映。
良作にしか果たせないテレビから劇場への道。
ジャケから本年度2011年、「モテキ」で大奮闘の森山君。どこか伏目がち。
グラビアから「キューティーハニー」、そこから徐々に演技派に転向しつつあるサトエリこと佐藤江梨子の二人。
震災、福祉系?のお話、深刻、まじめな震災振り返り系と邪推したりして、、。
レビュー欄には、好評レビュー。準新作鑑賞となりました。
震災、地震、被害、福祉系のお話?かなぁと踏んでいたんですが、、、
全然違います。
ズバリ
「青春映画」のようでいて、
震災追憶なワンデイ物語風なドラマでございました。
そして二人にしっかりとした俳優のドラマになっており、時間軸は、ワンデイ物。
ある一夜の物語を魅せてくれます!
出ずっぱりな佐藤江梨子ことサトエリさん、とっても良かったです。
個人的に一番良い感じに思えました。
(鑑賞済みは、「キューティーハニー」と「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の2作品ですが、、。)
劇中の森山君のセリフ曰わく
「どうにも盛り上がらない」
女性をサトエリさんが演じています。
一方
どこか震災に対して冷めた視線を持った森山未来君。
相変わらずの素晴らしいナチュラルさ加減で建築マンを演じてます。
森山君の素晴らしさは、そのリアクションのみずみずしい反応とそのナチュラルな瞳ではないかとファンの私は感じています。
物語のスタートをきる上司にオフィス北野所属。津田寛治さんが好演。森山君を刺激する上司役。
途中、もたつく場面もあるかなと思いましたが、
本作のロードウォーク的、ロードムービーの空気感が、とても素晴らしいんです。
ラストは、実際の「生」なんです。リアルを取り込んでいるんです。(あとで教えて頂きました。)「その街のこども」ふたりには、生き生きしたラストが用意されています。
ラストに私は、うなりながら、いままでの歩きを
「もう、、、終えてし、ま、う、の、か、、、」
という感情が沸き起こります。
ロードムービー特有の感情想起であります。それが起こりました。そして、どこかすがすがしく、慎ましやかな気持ちになり「震災」と
すこし向き合えた気がしました。
そんなささやかなきっかけを二人がもたらしてくれました。
さて
森山、サトエリ神戸青春風震災ウォーク
地震その後、、こどもだった二人の、ワンナイトウォーク、イン神戸
是非ご覧ください。
追記
私の震災に関することは、こうして
映画やニュースで
興味の「灯」を消さないことではないかなと感じます。
あと、若干の「もしもの天災!?」時の避難準備です。車に水とか。