その街のこども 劇場版の作品情報・感想・評価

『その街のこども 劇場版』に投稿された感想・評価

決して感動ポルノにしない感じ、好きです。嘘くささがないし、泣かせにもこない。そして、森山未來と佐藤江梨子の空気感が好き。神戸の土地勘ゼロなんで距離感が掴めないけど。
葛藤、トラウマ、繋がり、過去、未来。
そのどれもが押し付けがましくなく描かれ、発言とキャラクターに整合性も取れていて、前向きさに上手くピントが合っていて実に良いです。
YasTkg

YasTkgの感想・評価

5.0
阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる
2010年1月17日に、NHKで放送されたドラマ「その街のこども」。
放送後、視聴者からの反響は大きく、再編集され劇場版となって
新たに公開されることとなった本作。

ドキュメンタリタッチに、二人の主人公が神戸の街を歩く様子を
追いかけた、なんてことない内容なんだけど
スリリングで、異様な迫力がある作品だった。

フィクションとリアルの境界がわかんなくなるような。

それはやっぱ、実際の被災者でもある
森山未來と佐藤江梨子の絶妙な距離感なんだろう。
決して悪い映画とは思えないけど、この作品は阪神大震災を経験しているか、あるいは身の回りで被災した人間がいるかどうかで印象が変わってくると思う。

神戸の街でたまたま出会った男女。
お互い被災者でありながら神戸を離れて上京。
久々に帰ってきた故郷でお互いの現状を話し合っていく。

構成としては「ビフォア・サンライズ」と同じだが、その目指す方向性が違う。
異国の地で孤独を埋める対象ではなく、共感をいかにお互いの中で見出していくのか。

決して恋愛関係に落ちないことはいいし、震災があったとしても生き続けなければならないというメッセージは素直に飲み込める。
だからこそ震災を映像でしか見ていない人たちにも共感させることは出来たはずだと思ってしまう。
かろ

かろの感想・評価

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観た後少し調べて、2017年に兵庫県での阪神淡路大震災未経験者数が4人に1人になったという調査結果を見た。
実際被災した人でさえ、映画の中の2人のようにその土地から物理的にも精神的にも離れたり、時間の流れの中で記憶が遠くなったり、忘れようとして忘れたり、色々あるんだと思う。でもやっぱり被災した人には決定的に、その瞬間に止まってしまったものは何かしら必ずあって、その人の中のどこかに形のないまま残る。それに対して折り合いを付けていくタイミング(ずっと止まったまま生きていく人もいるのだと思う)も手段も人の数だけある。
それぞれの記憶を語り合う・その場を訪れる、抉り出すものもあればそれによって救われる部分もあるんだろうか。また、自分のようなその記憶を持たない人への記憶の継承。


あと神戸の土地勘ゼロなので御影と三宮の距離感が気になった。
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それぞれの願いそれぞれの想いを胸に。
それは決して忘れてはいけない記憶ではなく忘れられないノスタルジー。
たとえ幾年過ぎようともそれを流し去ることはできないのであろう。
いつまでも共に。また来年また再来年。
いとよ

いとよの感想・評価

4.0
費用をかけず、ましてや演者も2人で
こんだけ人を動かす作品を作り出してしまうとは...

さすが...NHKに乾杯!
森山未来ばんざい!
Makimoto

Makimotoの感想・評価

3.7
震災ロードムービー。

地震という重めのテーマに対する二人の関係性がずっと丁度良かった。
NN

NNの感想・評価

3.3
ところどころドキュメンタリーっぽいところはよかったんだけど、サトエリの演技と設定の無理やりさで物語に入り込めず残念だった。
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