くぅー

50/50 フィフティ・フィフティのくぅーのレビュー・感想・評価

3.8
my映画館2012#15> コミカル度50%でシリアス度50%って感じで、凄い闘病シーンも無ければ、その後に来る切なさも無く、かつてない難病モノ…中途半端か絶妙なさじ加減か、さて、どちらの50%に賭けるか。

そんな見所は、癌の主人公50%と主人公を囲む人々50%にスポットを当てる点か…下品で女好きながらも親身な友人と、手探り状態女セラピストとのそれぞれの距離間の描写はユニークで、実体験から来るエピソードと微妙な心の揺れの積み重ねが徐々に効いて来ます。

そして、最高の笑顔のラストがいいが…実は50%以下かもしれないけれども、でも、やはり笑顔が最高の特効薬なのかな。

なお、キャストては、ジョセフ・ゴードン・レヴィット…スキンヘッドを見せつつ、難役をいい感じに熱演。
セス・ローゲン…こちらはいい味を出しまくり。
さらには、アナ・ケンドリックらのサポートもナイス。
くぅー

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