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恐竜・怪鳥の伝説のkirioのレビュー・感想・評価

恐竜・怪鳥の伝説(1977年製作の映画)
2.4
東映社長の一声でジョーズ+オカルトを狙う特撮映画
ほんとにデリカシーもセンスもない
果たして売る気があったのかも疑う出来栄えだ

STORY
富士の樹海で巨大な卵の化石が発見される。国際的な地質学者の芦沢節は、父の訴えた恐竜の謎を解くためにも、富士山麓へ旅立った。同じ頃、周辺の湖畔で行方不明者が現れる…。

とても商業映画とは言えないレベルの完成度
特撮はもとより、脚本、カッティング、録音他、致命的な欠陥が多く物語が入ってこない
スケジュール短縮で、それらを無視した様子も窺える
さらにまったく中身を意識しない、サントラ、挿入歌を連発

唯一良いのは、
スターになる直前の渡瀬恒彦が主演
国際的な石材会社の社員にして、世界をまたにかける地質学専攻という、
カリスマ性とアクション性を備えた後のインディジョーンズっぽい学者キャラ
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