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ヒドゥン・フェイスのemilyのレビュー・感想・評価

ヒドゥン・フェイス(2011年製作の映画)
3.3
コロンビア交響団に誘われて恋人ベレンと一緒にやってきたアドリアン。ナチスドイツの残党だった家主が建てたという別荘で生活を始める。些細なすれ違いで、ベレンは置き手紙をしいなくなってしまう。傷心を埋めるようにバーでファビアナと出会い恋に落ち、一緒に住み始める。しかし不可解な現象が起こっていく。

設定が非常に面白い。初めに伏線が少々あるが、すぐにその正体を明かされてしまい、そこからの展開も面白いのだが、描写の方法がかなりチープに感じられてしまいました。ファビアナに起きる不可解な現象の招待がわかってからの行動や、目線が変わってミステリーを呼ぶ感じをもう少し掘り下げてほしかった。

ストーリーの展開や切り替えもよく、わかりやすく、さらっと見れて、ラストも想像はできるが、爽快感もあるし、その後はどうなるかなという想像もかきたてるがどうしても物足りなさを感じた。

ただ設定は非常に面白いので見る価値はあると思う。
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