うるぐす

恋の罪のうるぐすのレビュー・感想・評価

恋の罪(2011年製作の映画)
3.3
劇中、恋という言葉はほとんど出てこず、愛という言葉がたくさん出てくる。それは特にsexに関する文脈において。では、なんで「愛の罪」じゃなかったのかな?とか考えたら、登場人物、誰と誰の間にも「愛」はない。みんな性にまみれた罪の意識を伴う恋をしてるだけ。愛は真心、恋は下心。的なアレか。恋は罪深い。愛は罪を赦すこと。でも、愛だけじゃ物足りない。だからこそ、罪の方にのめり込む人間の業の深さは観てて痺れた。
見終わった後、とにかく、とにかく疲れる。

アンジャッシュ児嶋がダントツ。
うるぐす

うるぐす