出来の悪い「ウルフ・オブ・ウォールストリート」を見た気分。
ハウスオブカードを見て、個人的にケヴィン・スペイシー祭りを開催しているんですが、あまり面白くなかった。
まず凄腕ロビイストの話のはずが、彼の能力である二枚舌の部分が悪い方に転びすぎかなー。もっとこいつスゲェーって思わせてくれないと、単なる二枚舌の嘘つき野郎にしか見えない。
現実の話。というエクスキューズは入るけど、あまりにも登場人物が大物に見えない。ブッシュをホワイトハウスに送り込んだくらいのキレ者感がまるでない。
多少楽しめたのは、男のホモソーシャル感くらいかなー。
個人的ケヴィン・スペイシー最高作品は「交渉人」で動かずでした。