Narmy

宇宙人王さんとの遭遇のNarmyのレビュー・感想・評価

宇宙人王さんとの遭遇(2011年製作の映画)
3.5
オープニングクレジットでの息遣い、、あれ?思っていたより引き込まれる!!

イタリアで中国語の通訳の仕事をしているガイア。
ある日、数時間で高額な報酬をもらえる同時通訳の依頼が舞い込む。
厳重に警戒する依頼主に連れられた先には、王(ワン)さんと名乗る宇宙人が、、

揺れ動くカメラワークに響く声、決して仲介人の明確な顔は映さないという撮り方、人物をアップでうつし全体像をなかなか見せないことでより閉鎖的で秘密のにおいが増してきて前半はめちゃくちゃドキドキする。
ただ、途中は同じことの繰り返しと、通訳のせいでワンテンポ遅れるのとで余計に単調で退屈になる。
伏線?は全く回収されないし、厳重な警備も穴だらけだし、、

つぶらな瞳の王さん(笑)は何をしに地球にやって来たのか?
人を信頼するということに見た目や人種は関係ない。
じゃあ何をもって人は相手を信用するのだろうか、話し方なのか態度なのか、その人の持っている雰囲気なのか、、、思っていたより深いテーマに、がぜん展開に目が離せなくなる。
オチは結構面白い。
単調なやり取りがいきるわ笑
Narmy

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