あける

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオのあけるのレビュー・感想・評価

4.2
ジャケ借り。

86年人気を博したスラッシャー映画に出ていた売れない女優の母を持つ年頃の主人公。
そんな大スターを夢見る母をそばで支えて応援する真っ直ぐな娘だったが、不慮の事故により母を亡くしてしまう。
それから3年の月日が経った母の命日にリバイバル上映での登壇を頼まれる。落第間近な彼女は宿題代行と引き換えに引き受け劇場へ行くが、あろうことか友人と共に大火事に巻き込まれてしまう。
逃げようとスクリーンの先にある非常口へと向かったはずが、気付くと彼女たちはその映画の中に迷い込んでいた。
映画同様に話が進みエンドロールが流れないと終わらないパラレルワールドの中で彼女は母が演じる役が死ぬことを阻止しようとする。。。

と、まぁそういう冒頭なんですが。


ホラー定番の要素を押さえて展開する母と娘のパラレルヒューマンドラマでした( ̄▽ ̄)。
コメディってなってたからてっきり笑えるホラーなのかと思いきやグッときてしまいホロっと。

ホラーの定番ネタを熟知しているホラー好きなみなさんにもすすめますし、怖い描写が全然ないので普段ホラー観ないって人にも観て欲しくなる映画でした(厳密に言うとCGなので怖さがあまりないです。びっくりゴアもないですし。)。
ホラー土台のない人にはもしかしたら「なんでこの流れなの?」とか思うところはあるかもですが。


こういうテイストはなかなかないよね( ̄▽ ̄)と、新鮮。
全てが終わってからのラストもすごく好きw



それと主役のコ、記憶探偵のコでしたが初見で可愛くそれだけでホクホク*.。
途中インターンにも出ていた彼がまた良い感じの役で他も気になるわ。
あける

あける