あける

ボーはおそれているのあけるのネタバレレビュー・内容・結末

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

終盤のペニスモンスターが出た瞬間、友人から「絶対好きだと思うから観て欲しい頼む」と言われていたのはコレだったんだなと察したwwwwww


これに限らず序盤の治安悪すぎな街で【2人組を一定の距離で歩きながら追い回してる人がいる光景】が目に入った時点でオモロ過ぎて笑いながら観てしまった。

それからもずっと「けどね監督それは一般的には笑えないんですよ?!ご存じですか?!!」の連続になるのでよくもまぁ観る人を選ぶような映画をアリアスターの新作ってだけであんなに宣伝したな!と思ったw


そんなことより私はビルヘイダーが出ていることに気付いてエンドロールで1人で内心ガッツポーズしてました……!!!!!
顔映らんで背中だけで逆に目立つし「え?」ってなって声が似てる?!となったのでまさか当たっていたとは、嬉しい。



+++


ボウよ、おぉ、なんて可哀想な人よ……


しかし何の恨みと後ろめたさがあってこんな作品を作るんだい監督???と改めてなるw

終盤のお母さんの(ドラマ「ハリウッド」の俳優さんであー!ってなってた)眺めの恨みを語る場面がもう逆に爽快になってきちゃってもうあと2分くらい続けて欲しかった。
聞いてて良いもんでもないのに途中から聞いてるだけなのに気持ちよくなっちゃってね……。


こんなに愛を与えてるのにとか押し付けてきてやばばのやばになってるボーママの元で育ったボウ不憫。生涯縛られるのしんどーです。
まぁ、いつか親の機嫌を損ねたら殺されるのでは?という恐怖心というのは少なからずあるよね。わははは




いい感じにエグ描写もあったりヘレディタリーみを感じる瞬間があったりとかで面白かったです。
というか、「オモロwww」って感じでした。


あたし、これで監督が親と仲良いですとか言われても信用しないwwww




人の恐れは他人からは何でそんなの怖いの?wと嗤われることもあるけどその人にとっては一大事で殺意がいつでも芽生えるのだろう
無駄にパニックに陥って怪我とかするように抗わねば落ち着かなければ事態は悪化するのかもしれない
恐怖から逃れるために見ようとすればするほどに冷静どころか恐れが膨らんでいるようにも見えた




ちなみに私の恐れているものは、蝉
蝉動画を見ることでだいぶ恐怖心が改善されてきた…
なので心の拠り所はカマキリ(捕食してくれるのでここ数年家の木に生息してくれてるの助かっている)
あける

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