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カインド・ハートのotomのレビュー・感想・評価

カインド・ハート(1949年製作の映画)
4.9
絞首刑直前から始まり、回想を経て戻ってくる。8人のオビ=ワンことアレック・ギネスが葬られる描写の軽くてブラックなのに対して、終わりまでの筋の組み立てが実に綺麗。で、アイロニーと所謂ウィットに富んだって云う洗練さの混じったいかにも英国な応酬でこれまた面白い。完璧な犯罪映画で気持ち的には満点なんだけど、最後のドジっ子に併せてマイナス付けとく。
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