カインド・ハートの作品情報・感想・評価

「カインド・ハート」に投稿された感想・評価

TAB

TABの感想・評価

3.8
公爵の話

話のスタートが実に良い感じでした(^^)

その後淡々と物語が進んでいく、そして最後に???

たまにはモノクロもいいですね(^^)
nasty

nastyの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ある男の復讐の物語。
殺人の詰めは現実的ではないがテンポ良く話が進み飽きさせない。
結局、女性は怖いということが伝わってくる映画。
最後のありがちなオチも良かった!
LEON

LEONの感想・評価

4.0
英国貴族〝ダスコイン家〟と血縁関係がありながら、相続はもとより後継者にすら名前も上がらず軽くあしらわれる貧しい青年〝チャルフォント公爵〟の話し。

青年は自身が当然貴族の仲間入りをする権利があると思ってはいたが、それを阻む〝ダスコイン家〟を静かに恨み憎み妬み密かに恐ろしい計画を企てる。

それは〝ダスコイン家〟の後継者8人を殺害すること…。

内容はサスペンス、それが喜劇でも有り当時の英国階級社会を皮肉るブラックジョークの様相にも映る。

そして8人の後継者を演じるのが、名優〝アレック・ギネス〟。
タイプの違う1人8役の演技が素晴らしい。
トム・ハーディの性格の違う双子のギャング役…
ピーター・セラーズの第二次世界大戦当時のヒトラー役やイギリス軍人や大日本帝国皇太子などの6役が見事な怪演を見せたが、上に上がいたと実感させられる〝アレック・ギネス〟。

本当はこの1人8役が物語の本質とは違う事は百も承知で、内容自体が変わる訳ではないので個々に違う俳優が演じても良いのかもしれない。
ただ必ず1人や2人、役にしっくりこない俳優がいるもの。

なぜ、面倒で手間のかかる8役を演じるかと言えば、〝名優を8人揃えるのは大変な事だが、それを解決するのは1人の名優が8人の役を演じれば良い〟と、言うことでしょう。

映画をより際出せているのは、確実に8役を演じた〝アレック・ギネス〟の存在が大きいはず。

青年〝チャルフォント公爵〟の紳士的で誠実な面影の半面、恐ろしい殺人を犯すギャップに観ている側も引きつけられる。

無闇に視覚的効果で恐怖心を与えるのではなく、テンポ良い展開がスマートでコメディにすら感じる。

綿密で複雑な謎解きサスペンスではなく、むしろシンプルな構成だからこそ俳優の演技力が登場人物の感情を引き立てバランス良くできた映画ではないでしょうか。

終わり方も実にスマートで『あぁぁぁ~』って感じになります..★,
長年みたかった本作をやっと観賞できました!
イーリングコメディにはハズレなしと個人的に再確認できました( ^^) ブラックで上品で面白くてあっという間でした! こういった作品はモノクロの方が影も印象的に写るので、より魅力的になりますね
何といってもアレック・ギネスの1人8役が皆同一人物とは思えず、完璧見事!
それに匹敵するのが主人公ルイを演じたデニス・プライスの気高さ! 何をするにも上品さがまとわりついていたので、ギネスに喰われることなく作品の高貴な雰囲気にもバッチリでした!
TSUTAYAにも置いてないし、DVDも廃盤になっているのがとってもとってももったいない…。

この作品は30年近く前(私が最も映画を観ていた時期)友人と何かとの2本立てで鑑賞したのは覚えているのですが(友人と電話で話したところ全く別の作品だったことが発覚。自分の記憶の不確かさに呆れます(笑))、またまたDVDを買った記憶が…
衝動買いを控えなくては(汗)

傑作ですね~
本が抜群に良いんです♪
ラストは、2段オチです(1段目は苦笑いの低段差ですが、2段目は主人公蒼白の降りることの出来ない高段差)。

まともに考えると復讐のためのとんでもない連続殺人鬼の物語なのですが、この殺人鬼が亡き母の熱心な英才教育で絵に書いたようなジェントルマンに成長した大富豪貴族の末裔なのです。
軽いタッチの風刺的作品なだけに、キャー!!!なんてシーンは1か所もありません。
だからこそ最後の最後に訪れるひぇ~!!!感は尋常ではありません(笑)
「詩人のテニソン卿も書いている
『優しい心は宝冠にも勝る
ノルマンの血筋より信仰心』」
代官山蔦屋にしかなく行ったついでに借りてきた。一見それは小説のようであるが映画的である
展開が読めないってこういう作品のことを言うんだろうな。
良作です
transfilm

transfilmの感想・評価

4.6
イギリス映画。
貴族階級を捨て、イタリア人歌手と駆け落ちした母親が
ダスコイン一族から冷遇される。
貧困にあえぐ母の姿をみていた息子が、一族に復讐を誓う・・という、イギリス人が好きそうな犯罪映画です。
ブラックコメディといえば、そうなのかなと思う。
個人的にはコメディというほどそこまで笑えなかったけど、
単純に話としてとても面白かった。

わかりやすいのにありきたりじゃない。
すごくまとまってるけど、先が読めない。

という感じで、脚本がとても洗練されている感じだなと思った。
なんとなくだけど、"脚本が洗練されている"という点で、
ビリーワイルダーみたいな映画。という印象を勝手に感じました。すごく良かったのではないかと思う。

復讐を誓った息子は、いろんな意味でなかなかダーティな男。ラストも、たとえどんな選択をしたとしても・・。 でした。
Shapi

Shapiの感想・評価

4.1
なかなかレンタルされていませんが、面白い!イギリスのブラックコメディ、体制や権力者を皮肉っていたりするのが、センスいいですね。
戯曲ふうの、上品なブラックコメディ。アレック・ギネスが一人八役をきちんと演じ分けてて、それだけでも見る価値あり
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