トニーノヴァレリ監督作品による異色のマカロニウェスタン。
南北戦争さなか、北軍部隊の指揮をとっていたペンブローク(ジェームズコバーン)はある砦を南軍にあっさり明け渡し処分を受けていた。汚名挽回の機会を与えられ、その砦を取り戻す任務を与えられるのだが、ペンブロークが選んだ部下は死刑執行されるはずだった悪人達だった…。
この時点でワクワクするわけよね。
ジェームズコバーンが一筋縄ではいかない悪人達をどうやって従わせ使うのか?とか友情とか芽生えちゃったりするかな?とか。
しかし期待する程、そんなに劇的なことは起こらず、悪人達も多少は反抗するものの、ペンブロークの砦に隠したという金貨に釣られて一応はついてきたわけだしな。
難攻不落の砦を7人で攻略する為に一応は皆頑張ってくれたけど、一番活躍したのは南軍に忍び込んだスパイのエライ役(バッドスペンサー)の功績はデカい。ドキドキヤキモキするところも良し。
ジェームズコバーンはシュッとしててスマートな感じでした。