jonajona

悲しみよこんにちはのjonajonaのレビュー・感想・評価

悲しみよこんにちは(1957年製作の映画)
3.5
セシルを演じるジーンセバークさん
めちゃくちゃかわいい…

ショートヘアー元々好きだけど、こんなにベリーショートでまだ可愛いって最強だなぁ。夏が本当によく似合う生命力の塊みたいなおてんばで瑞々しい女の子。彼女と、自由な父とある女性の一夏の物語。

その無邪気さは父親譲りな所があって、父は奔放お盛んな馬鹿野郎。セシルの母とは離婚して、今や沿岸沿いのバカンス地で愛人と娘セシルとの奇妙な同居生活をしてる。セシルも父が大好きなので愛人だろうと気にしない、仲良くできる。
そんな中、父が愛人を捨て(セシルの)元母の親友の女と親密になり、やがて結婚の話まで出てくる。義理の母となった女性はやがてセシルにも口うるさくなり、自由で平和なバカンスがぶち壊し…
セシルは彼女に復讐するため少しどぎつい悪戯を仕掛ける…。

登場人物が自由すぎて(主にセシル親子)ちょっと混乱することもあったけど基本楽しい青春物語。けどあちゃあ、やり過ぎた…って後悔は付き物ですね。やりすぎた…で済めばいいけどね、取り返しがつかなくなったりして、暗い影を落とすこともね。純粋な子なんだろうなぁと分かるからこそ、何だか切ない話でした。
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