個人的に、原作もその作者も、監督も、名前くらいしか知らないという態で観た。
18歳のサガンの処女長編が原作の、つまり文芸映画。それ故だろうが、主人公セシルを演じるジーン・セバーグの内的なモノローグ…
原作の世界観は出せていると思う。
だが、主人公が作品よりも少し品がありすぎるように感じた。また、演じているのがアメリカ人なので、自然体感が出せていない。でも主人公のショートヘアとドレスは最高。あと、…
フランス映画らしいバカンス感と、穏やかな波長の中にある人間のポイントポイントの感情の起伏が感じられる
何故フランス映画は人の心をここまでリアルに、かじられたような小さくじんわりえぐられるような印象を…
オットー・プレミンジャーはは、よくわからない監督だ。本作や「黄金の腕」、ルビッチの未完成作品を仕上げるなど、優れた映画作家の顔を持ちながら、「栄光への脱出」「ローズバッド」という政治性、民族問題の露…
>>続きを読むオットー・プレミンジャー監督作。
フランスの女性作家:フランソワーズ・サガンがソルボンヌ大学在学時の1954年に弱冠18歳で発表した同名処女小説をオットー・プレミンジャー監督が映像化した青春ドラマ…