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天国は待ってくれるのBaadのレビュー・感想・評価

天国は待ってくれる(1943年製作の映画)
5.0
原作の題名は『誕生日』。

ニューヨークに住む裕福な男性が、自分の生涯を、節目節目の誕生日に起こった出来事を中心に、地獄の番人に語るという構成の洒落た映画。

女性を愛し、女性に愛された幸福な生涯で、これと言って変わったことも起きないが、語り口も演出も素晴らしく、美しく、非の打ち所がない。

楽しいなかに人生の悲哀も少し感じさせる暖かみのある作品に仕上がっています。

あと、妻役のジーン・ティアニーがとても美しく、驚きました。今まで見たアメリカの女優さんでは最高でした。

(洗練の極み 2009/5/24記)
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