天国は待ってくれるの作品情報・感想・評価

「天国は待ってくれる」に投稿された感想・評価

yuien

yuienの感想・評価

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鮮やかなテクニカラーは素敵で、プロットも粋で洒脱している。総体的に、正統派な良質の映画であるはずなのに、所々人の性質や容姿を揶揄したジョークが少し不愉快。それと、初対面の女性に「手ほどきをしたい」と真顔で言う男なんて嫌だよ。
いきなり あの世の入り口。

閻魔大王の前に連れてこられた主人公が、天国に行くか地獄に行くか自分の一生を語り始める。

回想が終わり判決の時が・・・。
ぽっち

ぽっちの感想・評価

3.6
悪くない女たらし。回想の晩年は「このえろジジイ…(笑)」と呆れながら観ましたが、全体的にゆったりと上品に流れるお話。色合いが綺麗なのに落ち着いていた。奥さんの女優さんの眉が美しかった。あと、フランスの家政婦さんはぶっ飛んでいていいね!と思いました。
主人公ヘンリーが地獄の入り口で閻魔大王に地獄行きか天国行きかをジャッジしてもらうため、人生を振り返り、語り始める。

確かに女好きのプレイボーイだけど、意外に一途でどこか憎めない。
観終わった後にほっこりする、そんな家族の物語のように感じました。

この時代ならではの室内のインテリアやファッションもお洒落で素敵。

閻魔大王と聞くと鬼みたいなゴツいのを想像するけど、今作では人間のおじ様だったのは意外でした。
エルンスト・ルビッチ監督の晩年に撮られたルビッチ唯一のカラー映画。

ある男がやって来たのは、正装した閻魔大王が居る「地獄の入口」。
閻魔大王は「ここで、地獄にふさわしい人間かどうかを審査する」と告げる。
とてもオシャレな設定だ。

やって来た男は「自分は地獄に行くべき男だ」と言いながら、閻魔大王に促されて、自分の人生を振り返る。
これが楽しい。

ただ、邦題の付け方から途中で結末が想像できてしまうのが、やや残念。
(原題「Heaven can wait」も同様だが…)
この映画も、当時の女の誘いで行った。全くこういうのってある種の刻印だと思うな、もう。

たしか20歳前の夏休みで先日見たのが「コックと泥棒、その妻と愛人」で次の日に観に行くののがこの「天国は待ってくれる」ですよ、もう完璧にヤラレるよな、文系女子の凄さだよな・・・

この映画はしかも日本公開は90年だけど制作は43年、でもカラーなのにお伽話風の風刺かと思いきや、哲学性含んだコメディです。そりゃ無理、20前のアホ男子には無理。

死んだあとにこれまでの過程を閻魔に判断され、天国に行くのか?地獄に落とされるのか?の判決が下される人々の列に並ぶ主人公の回想録映画。で、コメディだけど、哲学的素養も入ってる。

結構泣けた、涙は流してないけど泣けた。雰囲気的には「素晴らしき哉、人生」を思い描いていただけたら間違いありません。

ピーター・グリナウェイの翌日がコレ・・・とにかく格の違いを見せつけられる・・・
暇を持て余したプレイボーイは一目惚れした彼女の唇を有無を言わさず奪い挙句駆け落ちして浮気症な旦那になったが最愛の彼女の追求を巧みな話術で丸め込み昔のようにキスで蓋をして2度めの駆け落ち。
本能なら敬服するし計算なら惚れ直すな。
hqho

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3.8
クスッとなるところはあるけどちょっと退屈だった。コメディというほど笑えなかった。ドレスとスーツがおしゃれ
pier

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4.2
軽いコメディの印象があるルビッチ作品はあまり観ないのですが、本作は良かったです。
mikoyan358

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3.0
「生きるべきか死ぬべきか」に続いて鑑賞したエルンスト・ルビッチの作品。だいぶ現代風にアレンジされたリメイク版の「天国から来たチャンピオン」がかなり好きだったが、こちらも大笑いはないまでも節々でニヤッと出来る秀逸なヒューマンコメディ。閻魔さまの審査があるとは知らなかったが(笑)、最初主人公がどうしようもない女たらしと思わせておきつつ、終盤に向けて大して成長しない(笑)彼になぜかしっかりと感情移入できるようになっていて、鑑賞後の余韻は温かい。主役のおっさんどっかで見たと思ったら「コクーン」の爺さんでびっくり。
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